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季節の便り
季節の便り

9月9日は、重陽の節句で日本の四季を彩る代表的な五節句の一つです。
その昔、中国では奇数を陽とし、陽の極みである9が重なる9月9日の日が大変おめでたい日とされ、
日本には平安時代の初めに伝わり宮中で観菊の宴が催され、菊の節句と呼ばれました。
後に庶民の間でも菊酒を飲み、邪気を払い長命を願うという風習として親しまれています。

収穫の時期にも当たるため「栗の節句」とも言われ、皆で菊を愛でたり秋の実りをいただいたりする
風習のお祭りや行事が今でも各地で行われているようです。
収穫の季節、ご家族の健康を願って菊の花や季節の恵みと取り合わせた手延べ麺はいかがでしょうか。

素材のお話。小麦のアロマの秘密。

播磨喜水の最大の特長は、口の中で薫る豊かな小麦の風味です。最高の手延べ麺のために、
独自ブレンドした高品質の粉、小麦の旨みを引き出す播州赤穂の天然塩、播磨の清水を使用しています。

小麦粉(播磨喜水ブレンド)
小麦粉(播磨喜水ブレンド)

播磨喜水の最大の特長は、召し上がったときに薫る豊かな小麦の風味です。私どもで小麦のアロマと称しているこの味わいを生み出すのは、熟練の素麺師が厳選した小麦粉を播磨喜水のためだけにブレンドして使用しています。基本のブレンドに加え、その日の天気、気温、湿度などの毎日の変化を素麺師が感じて、微妙な配合の調整も行います。小麦のブレンドは、白、赤、黒、プレミアムでそれぞれ異なります。

天然塩
天然塩

小麦粉の旨みを引き出すために欠かせない要の原料である塩は、塩づくりの歴史的な地として知られている地元、播州赤穂の天然塩を使用しています。塩辛さよりも、まろやかな旨みや奥深いコクを感じます。

播磨の水
播磨の水

手延べ麺に、欠かせないもう一つの大事な素材が水です。播磨喜水では、日本三彦山の一つである雪彦山系の伏流水を使用しています。雄大な山からの恵みの水は、雑味がなく手延べ麺の旨みを引き立てます。

最高の小麦粉を厳選し門外不出の独自ブレンド。手間を惜しまず丹念に熟成させて播磨喜水になるまでじっくりと。
播磨喜水だけの秘伝の配合で。

午前4時、その日の天候、気温、湿度から、その日の素材の配合や製造工程を調整します。至福の喉越しと、小麦のアロマを引き出すまでに試行錯誤を繰り返しました。

五百年余り愛され続ける手延べを。

播磨で手延べ製法が確立したのは、室町時代頃。初めは一本の太く短い生地を、温度と湿度を管理された環境で休ませては引き延ばし、熟成を重ねていきます。

全製造工程に、職人の気配りと手配り。

粉の配合、生地作り、熟成を経て、ある程度の細さの紐状にし、2本の棒に捻りかけます。工程の合間合間には麺をしっかり寝かせて熟成。何度も何度も繰り返します。

江戸時代と変わらぬ手延べの道具で。

播磨喜水は、江戸時代に使用されていたのと同じ様式の道具を使用しています。引き延ばすタイミングや微妙な手加減など、すべては職人の心と手で行われます。

世界に唯一本、本物の手延べ麺。

本物の手延べ麺の束は、よく見ると太さが異なっています。人の手で作った手延べの証しであり、全く同じ麺は他には存在しません。香りと食感の差が、ここにあります。

一番確かな人の目で、品質管理。

播磨喜水の帯が巻かれる作業に至るまで1束1束、人の手をかけた品質管理を徹底しています。麺に欠陥がないか、異物が混ざっていないか、厳しい目で確認します。

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歴史と伝統文化

日本の麺の食文化のはじまりを辿りますと「素麺」に至るそうです。
さらに素麺のルーツを辿っていきますと古代中国から伝わった「索餅」といわれる説や、
南北朝時代に元から貿易によって渡ってきたであろうとされる「策麺」という説があるようです。

播磨の地で現在のような手延べ製法が確立したのは、室町時代頃でそれから500年余りもの長い間、伝統的な製法を守り伝えつつ現在に至っています。豊臣秀吉が姫路城に入った際には、地元の名産として煮麺でもてなしたという記録もあり、その頃には庶民の間でも広く楽しまれ播磨地方に賑わいをもたらす食文化として成長していったとされています。播磨喜水の製法は、その頃から確立されてきた手延べの伝統文化をもとに江戸時代に

使用されていた道具と同じ様式を今も受け継ぎ、播磨に継承されてきた伝統文化のなかに現代の文化の考え方をよりよく取り入れて融合しています。熟練の技術を有する素麺師を大切にし、これからも500年、1000年と受け継いでいくためには、おいしい手延べ麺をお届けすることが一番と考え、日々手延べ麺づくりとこの文化の素晴らしさの啓蒙に励んでいます。

素麺と手延べ麺

「播磨喜水の手延べ麺は、素麺ですか?」
というご質問を頂戴することがございます。

また素麺として召し上がられたお客さまからは「今まで食べた素麺とはまったく違うので素麺と呼べるのか」、「素麺よりもはるかにおいしいので素麺ではないのでは」などというお言葉を頂戴することもございます。私どもとしては、一所懸命につくった商品をただおいしく召し上がって頂くことこそが喜びです。

そのため、呼び名による味わいや品質の固定観念に左右されることなく、商品を召し上がっていただくためにも「手延べ麺」と呼んでお届けしている次第です。テレビや雑誌や新聞で素麺としてご紹介いただいたり、お客さまの口コミで広く素麺として知っていただけていることも私どもにとってはうれしい思いでいっぱいです。

播磨喜水の手延べ麺をつくる工場は、姫路市郊外の長閑で清々しい空気の満ちた里山の地にあります。

午前4時、夜明け前の静かでまだ暗い時刻から手延べ麺づくりは始まります。まず、素麺師がその日の天気、気温、湿度の変化を、熟練した繊細な
感覚でとらえ、その日の配合を決めます。四季のある日本は、ただ四つの季節があるだけでなく、春から夏、夏から秋、秋から冬、冬から春へと変化していく四種類の中間の季節をもつ地域でもあります。そのため毎日異なる条件の自然環境のなかで、たった一つの原料の配合と変化しない一定の製法だけでは出来上がる手延べ麺の味は当たり外れが出てしまいます。

いつもおいしく召し上がって頂くために、環境の変化を静かにつぶさに感じることができる自然豊かな郊外の片田舎で製造しています。また熟練の素麺師により、熟成のタイミングや手延べの加減もその日その日、小麦の呼吸に耳をかたむけながら、まるで子を育てるような気持ちを大切に製造しています。